2005年 12月 23日 ( 5 )

SHIMADAS(シマダス)
SHIMADAS(シマダス)という本をご存じだろうか。もちろん「島DAS」であり、IMIDASのもじりなわけだが、中身は日本全国の離島情報が満載である。年末年始になると、おせち料理でもお雑煮でもなく、毎年通っていた離島のことを思い出す。
d0042715_13544031.jpg
修習生になる前は皆旅行にでかけてしまう人が多く、僕もその例外ではなかった。合格発表後ひたすらお金を貯め、飛行機・船代を稼いだ後はバックパックにテント・シュノーケル・文庫本の山・寝袋・酒を担いで出発した。ビーチではテントを張り、泳ぎ、飯を食い、本を読み、昼寝し、また飯を食い、焚き火を囲んで酒を飲み、寝るだけの生活である。その時にSHIMADASという本を教えてもらい、家に帰りついたあと、本屋に直行して入手し、部屋で行きたい島のページを開いてはニヤついていた。
d0042715_141159.jpg
トカラ島だとか行きたい島はたくさんあったのだけど、何故か新しい島には挑戦せずに、気に入った島に年末年始の度に向かっては同じ店で食料を買出し、同じ食堂でなじみのものを注文し、元旦には泳ぐというパターンが染みついてしまった。実家の父母には悪いが、「今年も帰らない」などと言い捨てて、勝手に至福の時間をすごしていたのだ。数年間おせちもお雑煮も食べなかったもので「正月気分=ビーチで泳いでテントで昼寝」みたいになってしまい、未だにその気分が抜けない。昨年はカリブ海に繰り出したものだが、今年は・・・。New Yorkで過ごすことになった。バカンスはもう少し暖かくなるまでおいておこう。
[PR]
by neon98 | 2005-12-23 14:09 | よしなしごと

浦島太郎脱却計画(3)-公開買付制度等WG報告
これも重要なので概観をみておこう。投資サービス法と違ってこれは「報告(案)」ではなく「報告」である(金融庁のHPで入手可)。ほとんどノート代わりに利用しているけど、まあいいか。

続きーClickすると課金されます(嘘)
[PR]
by neon98 | 2005-12-23 05:55 | Securities

浦島太郎脱却計画(2)-投資サービス法(仮称)
浦島太郎脱却計画もいよいよ具体化。マツケンサンバが第一弾(クリアできてないけれど…)として、第二弾は投資サービス法(仮称)ということで報告(案)程度はながめておくことにします。むろん英米法の学習なり、米国法律実務の研修も続けます。なお、報告(案)は金融庁HPから入手できます。

過去の議論の経緯を見ていないので全体像がまず把握できていないのですが、縦割りを廃し、機能別・横断的法制を目指すため、証券取引法を改組し、投資サービス法(仮称)を制定するということなので、失礼ながら金融商品販売法のような小手先の規制とは異なるようです。コーポレートロイヤーにも必須の法律になるように思いますので、概要をさらっとメモしておきましょう。

続きーClickすると課金されます(嘘)
[PR]
by neon98 | 2005-12-23 04:38 | Securities

地下鉄スト収束へーオフ会に支障なし
エントリした直後ですが、地下鉄ストは収束に向かうという論調ですね。NY Timesはまだ断言していませんが。
[PR]
by neon98 | 2005-12-23 02:36 | 日常・海外生活

振り上げた拳を下ろすにはーThe 3rd Day of Strike
本日で地下鉄・バスのストライキが3日目に突入しました。これらの交通機関がストップするとNew Yorkerの市民生活に著しい支障をきたすのですが、それにも関わらず、人々はこの状況を克服し、乗用車やタクシーに乗り合い、別の交通機関を利用し、なんとか職場までたどりついているように見えます。皆が市民生活に支障をきたす一方で労働組合側にも様々な圧力がかかっており、ストライキを維持するのは容易ではないように思います。なぜこのような異常な状況に陥ったのか、New York Timesの記事をもう少し丁寧に追いかけて考えてみたいと思います。

1. ストライキの経緯

まず、主要な争点は、新規雇用者の年金の満額受給開始年齢を55歳から62歳に引き上げるなどの年金改革にあります。当局側は先週16日金曜日のストライキ期限までに一部譲歩し、組合側に譲歩を迫ったものの、組合側は当局に1Billionドルの剰余金があることを理由として譲歩を拒否し、ストライキの期限を20日火曜日に設定しました。

公共機関の労働者のストライキは州法で禁止されており、既に13日の段階で、裁判所から労働者に対してストライキを禁止し、地下鉄・バスを運営するようにPreliminary Injunctionが発せられています。

当局側は、16日までの段階で、年金の満額受給開始年齢を62歳まで引き上げる一方で、受給資格を30年勤務から25年勤務に引き下げるなどの「最終提案」を行いました。年金改革は州立法府の法改正が必要な事項であり、当局が交渉により決定することができる事項ではないため、当局は労働組合側と協議のうえ当局・組合双方による法改正の請願を行うことを要求しています。これに対して組合側は法改正への請願は最終提案などというかたちで強制できるものではないと反発を強め、第一弾のストライキとして、19日月曜日、NY州の管轄にない(州法でストが禁止されていない)Queensのバスでストライキを開始しました。

当局は、スト開始直前に受給開始年齢を現状維持にすることを合意し、その代わり労働者の年金負担率を現行の2%から6%に増加させることを提案しています。また、今後3年間の賃上げについても一部譲歩を行いましたが、組合をこれを拒否し、20日火曜日には州法で禁止されたNYCityの地下鉄・バスにおいてもストライキを開始しました。

このストライキは親組合からは支持されず、組合内部でも全員一致で決議がされたわけではありません。組合は一日につき1Millionドルの罰金を科せられ、NY州知事、NY市長からも批判が相次ぎ、一時は組合指導者の収監を裁判所が示唆するほどでした(これにはNY市長からの反対があり、実行されていません。)。
組合側は罰金が支払能力を超えていることを理由に平然とした構えを見せていますが、組合員も一枚岩ではない中で持ちこたえるのは苦しいでしょう。

2. 振り上げた拳を下ろすには

労働組合との交渉も、労働組合側での交渉も代理人として行ったことがあるのですが、組合指導者の面子を考慮してあげないと組合としての意思決定ができないという側面が多分にあります。

当局側からは既に年金満額支給開始年齢の引き上げという提案は撤回されており、これ以上大きな提案は望みにくいのではないかと推察します。違法なストに対して譲歩をする枠組みをつくると今後に懸念を残すことになりますから、ストを契機として当局から譲歩をするというのは難しいのではないでしょうか。

他方、労働組合としても一度開始したストを成果なく終わらせることは困難です。既に個々の労働者は賃金を、組合は罰金ならびに世論の批判を受け、多くのものを犠牲にしています。違法なストであることは非難されるべきでしょうけど、立法でしか変更できない年金制度を組合に押し付けるという交渉スタイルに反発を覚える理屈はよく理解できるところです。成果なきストとなれば、指導者の組合での立場がたたないことから拳を振り下ろすのが難しいのでしょう。

米国の文化に「振り上げた拳を下ろすだけの理由」というものがあてはまるのかどうかはわかりませんが、このまま進んでもお互いにデッドロックのままで交渉に勝者は存在しません。拳を下ろすだけの理由として、ここは仲介者に頑張っていただき、「当局の提案には依然反対であり、協議を継続していくが、NY市民の皆様に迷惑をかけることは組合としても本位ではない。仲介者に労をとってもらったことや、当局が一部提案を撤回したことをも考慮して、ストライキは一時停止する。」と言わせるための大義名分を与えることが必要ではないかと思います。

本日22日木曜日、州の仲介者は労働者がストライキを停止し、職に戻る枠組みを暫定的に提案したそうです。組合の最終意思決定がどうなるかわかりませんが、これを逃してしまうと降り時を失うことになるように思います。仲介者と組合幹部の英断に期待したいものです。

<参考記事>
No Timetable Is Announced on Resumption of Service
Tough Stance, Tougher Fines: Union Leader Is in a Corner
Transit Union Calls for Strike in Divided Vote
Leaders of Both Sides at the Table in Marathon N.Y. Transit Talks
Changing Transit Workers' Pension Plan Might Pose Dilemma for Legislature
Transit Union Tries New Tack on Pensions
New Transit Talks Set; Strike Is Put Off to Tuesday
Preliminary Injunction
[PR]
by neon98 | 2005-12-23 02:13 | LEGAL(General)

法律Blogよりも奥深いよしなしごとを目指して
検索
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
お気に入りBlog
最新のトラックバック
法律の英訳
from 明日は明日のホラを吹く-To..
今さらなんですが・・・
from はらほろとまひれ ~ 米国ロ..
英会話と留学
from 英語がしゃべれるようになる学習法
シンドラー社:労働組合と..
from 今出川通信
エリート法学部生は官僚よ..
from wrong, rogue a..
中央青山
from 1万人のための投資業
今頃危惧しても・・・制度..
from 法務の国のろじゃあ
PwCが日本で監査法人を..
from 法務の国のろじゃあ
[USA]こんだけ旅した..
from BBRの雑記帳
中央青山に一部業務停止命..
from 法務の国のろじゃあ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧