2006年 06月 17日 ( 1 )

「突然の死」か
私の好きな沢木耕太郎さんがNikkeiにワールドカップ街道というエッセイを書いておられるので、ここにリンクを貼っておく。

(6/11)創意が「規律」の壁破るとき
(6/16)道を開く「戦う理由」
これまで日本がワールドカップで敗れた4試合は、どれも僅差(きんさ)であり、どちらかと言えば判定負け風の「緩やかな死」だった。ワールドカップにおいては、1点差にどれほどの力の差が潜んでいるかということはある。しかし、表面上は、どの試合も挽回(ばんかい)が不可能とは思えない展開だった。ところが、このオーストラリア戦の敗北は、鮮やかなワン・ツー・パンチを浴びてのノックアウト負け、「突然の死(サドン・デス)」だった。そして、それは私たちがワールドカップで初めて目撃する日本代表の無残な負け方だったのだ。
敢えて沢木耕太郎風に感想を述べるとこうなろうか。残念ながら多くの日本サッカーファンにとってこの敗戦は「突然の死」とはいえない。この4年間の闘いぶりから、そしてその間のジーコの発言から予選敗退という結果が危ぶまれていたし、選手に自由を与えることとチームとしての闘い方に何らの方向性も与えないことは違うのだということに多くのファンは気づいていた。私にはこの敗戦は早急に手術が必要なのに何も対策をとらなかったことを悔やまざるを得ない『予想された死』のように思えてならない。

闘うべき選手たちが一番理解しているであろう。国を背負って闘うのではなく、自分を背負って闘うことの重さを。
東欧圏やアフリカ圏のいくつかの国のように、国家や国民を「戦う理由」にすることはできないかもしれない。それなら、自分自身のためでもいい。この大会を自分の悪夢としないために、いやなにより自分の限界を打ち破る契機をつかむために、まずクロアチア戦を全力で戦ってほしいと思う。そのとき「死にもの狂い」というクラシカルな表現が当てはまるような姿を見せることができれば、オーストラリア戦でのノックアウト劇の打撃から立ち直ることができるだろう。私たちも、そして選手たちも。
日曜朝9時(EST)ABCにて放映。
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by neon98 | 2006-06-17 00:31 | よしなしごと

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