2006年 06月 23日 ( 2 )

残念ながら・・・
残念ながら日本代表は予選で姿を消してしまいました。先取点で夢を見させてくれたまではよかったのですが、しょうがないです。初戦で全てが決まったといえばその通りでしょう。ブラジルの一点目と二点目とは防げたような気はしますが、一点目に中澤のポジショニングを責めるのはよしとして、二点目に川口を責めるのは(これまでの活躍からして)少し酷なような気がします。神風が吹くのも彼のプレースタイルであれば、時に凡ミスがあるのも彼のプレースタイルであり、ジーコはそれを承知で彼に期待しているわけですから。

正直にいうと、予選での最下位という結果は予想通りでした。実力に比べて要求度が高すぎるという点にも選手の苦労があろうというもので、日本は当然決勝に進出できるというレベルにはありません。個人的には的確な現状認識から未来の日本サッカー界を考えていってほしいものだと思います。

考えてみれば、まだまだ日本サッカー界はスタートラインに着いたばかり。過剰な期待を抱くことなく、現状の日本代表を暖かく見守る姿勢こそ必要かと思うところでして、成田空港での選手への虐待などもってのほかであるということでしょう。妊婦と言われながらもおいしいポジション取りをしてきちんと2ゴールを決めたロナウドは偉かったです。

日本代表の皆様、とにかくお疲れさまでした。今の悔しい気持ちもきっと明日につながる・・・と思おう。
[PR]
by neon98 | 2006-06-23 06:25 | よしなしごと

State Competition Theory
研修での仕事やら、撤退準備やらで少しバタバタしているのだが、頭の中に残っているものを後に残しておく意味で読んだ文献のことなどを少し整理しておこうと思う。自分向けのメモに等しいので、ややわかりにくい点があるやもしれないがその点はお許しいただきたい。シリーズ 日本のCorporate Governanceを考える(4)―ガバナンスモデルの多様性というところで少し触れたことのあるState Competition Theoryについて、State competition for trusts (Ideolog)というエントリがなされている。

遺言信託として使用されるDynasty Trust (100年以上継続する半永久的な信託)に関して、Rule against perpetuities (永続する信託等を無効とする法理ーBARBRIで習います。)を制限して安定的な遺言信託がなされるようにしたり、各州の間でより良い制度を競いあっているという話で、アメリカの信託制度に詳しくない私にはこれ以上突っ込みようがないのだが、面白いのはどういう原理で州間の競争原理が働いているのかという仮説である。

以下、引用するようにRibstein教授は州間競争の原理はfranchise fees or taxesではなく、local business(大部分は弁護士業)であるとしている(立法者としての弁護士がビジネス主体としての弁護士業を拡大・保護するという原理であろう)。
The best academic work on the competition for trust funds is Sitkoff & Schanzenbach’s path-breaking study. As I've discussed, the work interests me in demonstrating that the real driver of state legal competition is not franchise fees or taxes, but the interests of local businesses, predominately lawyers, an I idea I first discussed in Delaware, Lawyers and Choice of Law, 19 Delaware Journal of Corporate Law 999 (1994). Lawyers compete for clients by maintaining the law of the state in which they are licensed. I proposed this as a rationale for lawyer licensing in Lawyers as Lawmakers: A Theory of Lawyer Licensing, 69 Mo. L. Rev. 299 (2004).
会社法の世界でも州間競争という議論はよくなされており、デラウェア州法がなぜ優位にたったのかという議論はよくある。いわゆるRace to the topとかRace to the bottomという議論である。ただ、Mark J. Roe, Delaware's Competition, 117 Harv. L. Rev. 588 (2003)は、州間の競争というよりはデラウェア州法と連邦法とのせめぎ合いととらえていて、会社法の領域でデラウェア州法が連邦政府の意向を無視してしまうと証券法などの分野での改正により事実上デラウェア会社法が改正されてしまうという主張をしており、SOX移行の動きをみている限り、この主張は的を得ているように思われる。なお、同じ著者による同趣旨の論文として、Delaware's Politicsというものがあるので、興味があればご参照されたい。
[PR]
by neon98 | 2006-06-23 00:48 | LEGAL(General)

法律Blogよりも奥深いよしなしごとを目指して
検索
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
お気に入りBlog
最新のトラックバック
法律の英訳
from 明日は明日のホラを吹く-To..
今さらなんですが・・・
from はらほろとまひれ ~ 米国ロ..
英会話と留学
from 英語がしゃべれるようになる学習法
シンドラー社:労働組合と..
from 今出川通信
エリート法学部生は官僚よ..
from wrong, rogue a..
中央青山
from 1万人のための投資業
今頃危惧しても・・・制度..
from 法務の国のろじゃあ
PwCが日本で監査法人を..
from 法務の国のろじゃあ
[USA]こんだけ旅した..
from BBRの雑記帳
中央青山に一部業務停止命..
from 法務の国のろじゃあ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧