カテゴリ:日常・海外生活( 58 )

Rat & Labor Union
自宅から職場に向かう途中、こんなものを見かけた。というよりも随分前から気になっていたものをようやく写真に撮った。まずは背後から。
「店を襲撃するRatさん」
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次は正面から。

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写真を撮っていたら、車の中からAfrican Americanの男性が降りてきて不審そうに「何やってんだ。」と聞いてきた。「珍しいので写真撮ってるんだ。これは何のためにやってるんだ。」と聞き返すと、「こいつらはUnionに加入していない業者を使って工事してやがるから、これで抗議してるんだ。いいか。俺たちはこの国のためにやってるんだ。決して私利私欲のためにやってるんじゃねえ。お前、邪魔しにきたんじゃないだろうな。」(概ねこんな感じ)とすごんできた。

単なる一時滞在者で観光客みたいなものであることを説明し、アメリカの文化を説明するのに友達に見せたいだけだというと、「使用者側の人間じゃなきゃ、好きに写真撮ってくれ。いいか、友達にも俺たちが国のためにやっているんだと伝えとけ。」といって去っていった。ですので、伝えておきます。彼らは国のためにやっているんだそうです(^^)。

Me and the Ratというサイトによれば、RatはUnionに加入しない建設業者の別称で、この巨大なRatの風船は未加入業者を使った建設現場前に抗議のためにおかれるんだそうだ。そういえば、このRat、一ヶ月以上前からここにあるなあ。どこの国にも似たようなことがあるもんだと思いながら、Ratをおいているあたりがかわいらしいと感心してしまった。

もう少し調べてみると、このRatはEndangered Speciesに指定されているらしい(workforce.comabc.orgを参照)。違法なピケ行為とされた判断が下され、UnionがAppealしているところのようだ。ここから先が面白いので、原文のままどうぞ。
Even if the rat is exterminated, however, there are other animals that unions can turn to, says Lowell Peterson, an attorney at New York-based Meyer, Suozzi, English & Klein who is representing the Laborers Eastern Region Organizing Fund. Already some unions have started using skunk and cockroach balloons, he says. “There are plenty of other animals.” (リンクしたWorkforce.comの記事末尾より引用)
NYに滞在している間に、スカンクやゴキブリを発見したらBlogにアップします。NYに滞在しておられる皆さん、スカンクやゴキブリの登場シーンを見かけたら写真を撮って送ってください(^^)。
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by neon98 | 2005-12-07 06:05 | 日常・海外生活

First Show in New York City
d0042715_2140395.jpg昨日New Yorkに積もった初雪。今年は随分暖かいと聞いていた中で、ようやく到来した初雪。関西育ちで、別に雪国とは全然関係がないのだけど、雪が積もるとほっとするのはなぜだろう。何もなくて寒いよりは、雪が積もっていた方が暖かい気がするのはなぜだろう。

早速、子供と雪だるまに挑戦。アメリカのSnowmanは頭、胴体、足と三段なのだという話に沿って作成してみたものの、なんだかイビツな形だ。うーん、バランスが悪い。
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by neon98 | 2005-12-05 21:41 | 日常・海外生活

ブルックリン・ブリッジ
マンハッタン島からブルックリン区へゆくには、いくつかの橋がある。そのうちの、最古かつ矍鑠としてなお現役であるのが、ブルックリン橋である。できあがったころは、「世界七不思議の八番目」といわれた。
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司馬遼太郎の街道をゆく39「ニューヨーク散歩」からの紹介である。建設計画の開始は1867年で、全長は1825メートルで、当時は汽車までもが橋の上を走っていたそうだ。1867年といえば、日本ではまだ幕末。工事を監督したのは、ジョン・ローブリングというワイヤーロープ屋さん。彼は測量中事故のために命を失い、息子のワシントンが技師長をひきついだ。

塔の基礎工事は、水中作業となり、潜函工法という「お椀の中の空気」工法で施工された。お椀の中の気圧の高さのせいで潜函病が多発し、ワシントンもこの病気にやられた。下半身が麻痺し、声帯もつぶれた。しかし、彼は工事を続け、夫人を助手にし、河岸の自宅の窓から望遠鏡でもって工事を監督したそうだ。

偉業をなしとげるためには色んな人が人生をささげている。昔国語の教科書で読んだ記憶がある。ふぐの美味に挑戦するために何人もの太郎兵衛さんが死んでいったのかという話だった。ふぐと橋とを比較するのはなんとなく気がひけるけど、ふぐの食べられる箇所を発見するのだって後世に残る立派な偉業。次からブルックリン橋をわたるときには、ジョン、ワシントン、工事で命を亡くした多くの人達に祈りをささげることにしよう。
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by neon98 | 2005-11-29 13:58 | 日常・海外生活

研修生活ー明日からThanks Giving
LLM卒業後、定番コースであるアメリカのローファームでの研修生活をしている。アメリカにおける法律実務を垣間見るというのが主な目的なのだけど、常時仕事があるわけじゃないというのが実態のようだ。暇だよー、みんなにそんなことを言われながら、はじめた研修生活、今のところ、そこそこ楽しい。

幸い、僕の場合はそれなりに研修の目的を達成できる程度の仕事量はある。もちろん多いわけじゃないのだけど、こちらでは、プロジェクト毎に特定の人を割り当て、比較的少数のプロジェクトに専念させるというスタイルが普通のようで、各アソシエイトの手持ち件数がせいぜい5-6件という程度らしい(もちろん事務所により相当スタイルに差があると思うが。)。日本語での仕事だと、すぐに終わる程度の仕事量でも英語で慣れない英米法のリサーチなどしていると、どこか不安があってやたら時間ばかりかかってしまう。

日本にいるときのように、責任のある部分を担当してもらえないのはまあしょうがないかというところ。アメリカの弁護士が、日本の法科大学院で一年だけ勉強し、たどたどしい日本語しか話せないとしたら、そいつに責任のある仕事を振るなんて、日本でも考えられないことだ。

今のところ、研修の中身そのものよりも、アメリカのファームのシステムを見ているのがとても楽しい。効率的だか、非効率なのだか、よくわからない分業システムのもと、すさまじい数の役職があったりする。結論のよくわからないRisk Aversiveな意見書を読んで、ここまで逃げなくともと思ったりもするが、それは予測可能性の乏しい国ならではのことかもしれない。

ということで、明日からはサンクスギビング休暇。ちょっと遠出をしようと寒いボストン行きを計画中(計画が遅いか?)。。。だったのだが、たった今「急ぎのリサーチ」をゲット。どうなる?サンクスギビング?Neon98は無事ボストンに行けるのか?
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by neon98 | 2005-11-24 04:49 | 日常・海外生活

El Quijote
d0042715_1213682.jpgディスカバリに飽きた僕は、夕刻にはさっさと職場を逃げ出し、友人らとEl Quijote(226 West 23rd St)に食事に行ってきた。LLMで一緒だったブラジル人と、スイス人及びその彼女達。NYまで遊びに来てくれた。友人に教えてもらった評判のスペイン料理店に連れて行った。


d0042715_1221023.jpg僕も初めて行く店だったのだけど、評判のロブスター入パエリア、Mussel(ムール貝)などかなりいける。コストパフォーマンスも良く、まだ学生の彼らと割り勘しても大丈夫。多国籍料理のバラエティと、そのコストパフォーマンスを考えると、ニューヨークってすごいなあと改めて実感。金と時間があるならすばらしい街だ。ガツガツ食べていたらパエリアの写真を撮るのを忘れていて、食べかけの状態で記念撮影。美味しさの証拠としてお許しあれ。ムール貝などは日本だと高級食材なのだが、こちらだと1LB3ドル程度で仕入れられる。パスタに入れてもよし、ブイヤベースに入れてもよし。滞在中にたっぷり楽しまないと。

しばらく仕事が忙しくて、楽しめた実感がなかったので、嫁さんの許可を得て(これが悲しい。。。)今から奴らと夜遊びに出かけてきます。
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by neon98 | 2005-11-16 12:03 | 日常・海外生活

山頭火
この週末は土曜日仕事、日曜日半日仕事と本来暇だらけの研修生にあるまじき日程でした。多くのロースクール留学生のように一年目はLLMで大量のケースに埋もれ、二年目は米国法律事務所で暇な研修生活をエンジョイする予定だったのですが、英語に難のある私をもきちんと酷使してくれるあたりが逆にありがたいです。

そんなわけで、日曜日の夕方、ようやく時間を空け、ニュージャージのミツワまで遠征して、らーめん山頭火を食してきました。大盛り味噌ラーメンとチャーシューご飯のセットは、この1年間うまいラーメン食べたい欲を韓国キムチラーメンでごまかしてきた私の欲求をきちんと解消してくれました(^^)。

次回こそは、時間を見つけて、きちんとエントリする予定です。
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by neon98 | 2005-11-08 03:54 | 日常・海外生活

マイヤーズ最高裁判事候補が辞退
連邦最高裁判事の候補であるマイヤーズさんが指名を辞退したそうです(NY Times)。マイヤーズさんの経歴等についてはaustin_texanさんの連邦最高裁判事の後任ーマイヤーズ氏を指名を参照してください。

共和党サイドからは妊娠中絶などの問題に関してnot conservative enoughということで支持を受けられず、民主党サイドからは彼女の判事としての経験のなさから支持を受けられませんでした。また、彼女が法律顧問として働いていたときにブッシュ大統領に対してなされたアドバイスの資料の開示を民主党から求められ、それを提出することは執行部門の独立性を損なうと判断して辞退したということです。

Abortionは永遠に議論される話題なのですね。極端な意見を持つ人の中には、母体に危険がある場合にでも中絶は許されないという言い方をする人がいて、理由を聞いたら「生命だから」と大抵極めてシンプルな回答をされます。そういう方に対しては議論の余地がないので黙って聞くことにしています。もちろん中絶が幸せなことだとは思いませんが、個々人の事情があるわけで基本的には他人がとやかく言うことじゃないのになあと思ってしまいます。中絶が許されるかどうかという問題は裁判所が決めるべきことなのでしょうかねえ。
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by neon98 | 2005-10-27 23:55 | 日常・海外生活

テロの恐怖の中にいるということ
ニューヨークの地下鉄で数日中に爆破があるとの予告があり、警備が厳重になっている(ニューヨーク市交通機関に対する警備強化について)。そんな中、悪質ないたずらにより危険物にみせかけたボトルがおかれ、ペンステーションが一時閉鎖された(CNN.comより)。

怖いかと言われると怖くないとは言わないけど、NYに来てしまった以上はしょうがないよねというのが正直なところだ。心配してもしょうがないし、地下鉄に乗らないわけにいかないんだから、祈るしかないかと思っている。アムトラックでの取材が多くの人の正直な気持ちをあらわしている。
"I don't feel 100 percent safe, to be honest," one woman said earlier.

"Everybody is going to still take the train whether there's a bomb threat or not," one man told CNN. "I mean, what am I going to do? I just hope it's not my train."

"You think twice, should I take the car or should I take the train?" another man said. "But either you take the car and you go broke or you take the train and you just pray." (CNN-上記リンク記事より)
まあそういうことなのだろう。そう言えば、勤務開始日に職場から緊急グッズを渡された。少なくともNYでは職場で用意するのが常識らしい。中身はというと、水の浄化剤、懐中電灯、毛布、マスク、ゴーグル、医療キットなどなど。

注意しすぎても注意しすぎることはないのだろうけど、注意しろと言われてもなあ。せいぜい休みの日に人ごみにいかないようにする程度だろうか。あまり気にしすぎてもしょうがないので、交通事故にあうよりも確率は低いだろうと思うことにしている。
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by neon98 | 2005-10-08 03:42 | 日常・海外生活

China Town
NYに来て驚いたのがChina Townの規模の大きさ。横浜、神戸、Chicagoと中華街をみてきたけど、いずれも比較にならないほどの大きさ。華僑の結束力のたまものなのだろうか、中国人の結びつきの強さ、たくましさにはいつも圧倒させられる。Little ItalyはChina Townに吸収され、もはや風前の灯火に等しい。

一つの国の人が固まって住むということはある程度の規模の都市にならどこにでも見られることなのだろうし、中国人に限定されたことではないのだが、街のつくり、売られているもの、あらゆる点でChina Townは一味違うなと思わせられるのは何故だろうか。

韓国人にせよ、日本人にせよ、固まって住む傾向はあると思うが、いずれも一つの街を形成するというには程遠いような気がする。生活の便宜のためにある一定の地域に居住することはあるのだろうけど、街全部を中国にしてしまうChina Townの性質とは明らかに異なるものだ。銀行、食料品スーパー、電気店、飲食店、理髪店あらゆるものを中国にしてしまい、さらに観光客を呼び寄せて時計やら、みせげものやらを売りつけるChina Townの形成過程とは全く異なるように見えてしまうのだ。

彼らの自己主張の強さには正直時々疲れることもないではないけど(一般化することにより嫌な気分になる方がいればごめんなさい。)、これだけたくましさをみせられると学ぶべきことの方が多いなあと思うこともこれまた事実である。

Market大好きの僕にとってこのうえない遊び場となるであろうChina Townをどんどん活用していこうと思う。
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by neon98 | 2005-09-20 12:44 | 日常・海外生活

アメリカの事務手続きで失われているもの
引越し、電気・電話・水道・ガス等の手当て、免許の移転、車の登録変更、子供の幼稚園の確保、諸々の諸手続きのため、奔走していたらしばらく忘れていたアメリカの事務の煩雑さを思い出しました。だらだらとしか進まない手続き、人によって言うことが違う、重複したIDチェック、などなど。既に渡米後一年以上が経過して既にこの手の煩雑さには慣れたというか、これでいちいち怒らない癖はついたわけですが、訴訟大好きのアメリカ人がこの手のことには寛容なのはもう一つ理解できません。

免許の切り替えにいってきたら、入口でIDチェック、番号札をもらうところでIDチェック、番号札がなくなったから入口に戻ってとってこいといわれ、入口に戻ると番号札をもらうためだけに最初から列に並ばされ、ようやく窓口にたどりついたらまたIDチェック、長蛇の列ができても一つしかあけない窓口(中には人がうろうろといるのに何もしてなさそう・・・)、と諸々の手続きで4時間。新規取得じゃなく、他州からの移転で試験がいらないのにこんなに時間がかかるなんて・・・。IDチェックといっても免許証だけでなく、6点分のIDを要求され、人により点数カウントが変わったりする始末(私は州のHPを印刷していって交渉に備えていたのでこの手の事務ミスには負けませんでしたが。)。日本の市役所などで役所仕事だーと文句を言っていたのが懐かしく思われます。

アメリカでは各人の権限と責任がはっきりしていて、窓口の人がそれぞれあちこちに仕事を押し付けるという気がします。10年前の中国では目の前の商品を買おうとしてもレジのおねえさんが「メイヨー」(ない)と答える癖がありましたけど、なんだかそれに似たことを思い出しました。この国にも社会主義国によくある弊害が確実に存在しています。決して謝らないだけにこちらもカチンときて、渡米当初はよく喧嘩してました^^。

このために各人が無駄にしている待ち時間を考えるとかなりのGDPをロスしてそうです。
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by neon98 | 2005-09-09 11:26 | 日常・海外生活

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