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Qeubec City
フランス語圏に入ると言語や道路標識はもちろん、料理のおいしさ、街並み、ファッション、人々のたたずまいががらっと変わります。強さを誇りにするアメリカとは違い、男性のファッションに知性・情緒を感じさせられました。紅葉もぼちぼち始まり、そろそろ一番美しい季節です。
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by neon98 | 2005-10-17 12:30 | Photo

ありえないこと
「ありえないこと」が現実になるかもしれない。小学校のとき、「ありえない」と言い切っていた阪神対ロッテの日本シリーズ。こんなことは想像もしなかった。「あったらどうすんねん。命かけるか?」「かけたるわ。」と売り言葉に買い言葉。当時の小学生って、どうして簡単に命をかけられたんだろう^^。ロッテもソフトバンクもすごくいいチームで、どちらが勝ってもいいけど僕はかつてありえなかった対戦を見てみたい。次の試合に期待。
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by neon98 | 2005-10-15 22:12 | よしなしごと

Yoshinoya
久しぶりに仕事帰りにタイムズスクエアのYoshinoyaに行ってきました。NYに到着して一番最初にいったのがSAPPOROラーメンで、その次がYoshinoyaです。NYには世界中のおいしいレストランがたくさんありますが、どんな料理よりも食べたいものがこの2つだったのです。

先日、個人的に待ち望んでいた米国牛肉輸入再開の目処がたったようですが、日本にいた頃に吉野家から牛丼が消えたので、本当に久しぶりの牛丼でした。アメリカに来てようやく「ヨシギュー」が食べられるというのも皮肉なものです。

もちろん安全な牛肉を食べたいですが、もし仮にBSEにかかる確率が交通事故にあうよりも低いならば私は全然気にしません。おいしいものならどんどん食べると思います。とはいえ、Yoshinoyaの牛丼は吉野家の牛丼ではありませんでした。確認するために本日2回目の訪問をしたのですが、どうも違います。うまく表現できませんが、肉がパサパサしていて、牛しょうが焼き丼という感じでした。こんな感想を抱いたのは僕だけでしょうか。アメリカ向けにアレンジするのを企業戦略として間違っているとは思いませんが、店もわりとすいていますし、営業はうまく行っているのでしょうかね。

日本の焼肉は日本でしか食べられないように、日本のヨシギューは日本でしか食べられないというのが今日の結論です。どうでもいい話題ですいません。
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by neon98 | 2005-10-15 12:16 | よしなしごと

本人確認と弁護士の注意義務
なりすましについて指宿教授のBlog経由で記事を見つけた。

教授が指摘するように実は本人確認というのは非常に難しい。曖昧な記憶だが、刑事訴訟法の教科書にも本人間違いの事例をどうするのかについて記載があったように思う。民事訴訟においても原告を名乗る人が実は別人だったという事例があった。どこでもIDを要求される米国と異なり、今まで日本では本人確認では比較的緩やかだったように思う。それでは、本人確認を徹底するために、免許証やパスポートの提示を要求すればいいのかというと、それだけでは確実とはいえない。

パスポートの本人確認は戸籍抄本以外に保険証等の本人確認資料を要求しているのだが、運転免許の本人確認資料は住民票写しのみである。犯罪を助長するわけにはいかないのでこれ以上は書かないが、これだけでは本人確認資料として十分とはいえない。行政による手続きの見直しが必要だと思う。

他方、本人確認を100%可能にする手段は存在しないのは事実で、あまりにも事務コストの大きい制度設計をするわけにはいかない。米国も州によっては事実上一部の外国人によるID取得を不可能にする本人確認制度をとっているところもある。わりきってしまえば、公文書偽造、公正証書原本不実記載罪などによる刑事罰で身元詐称を防止しつつ、本人確認による申請者、事務取扱者のコストとの兼ね合いで決めないといけない問題だとは思う。

依頼者が他人名義で訴訟を提起することを依頼してきた場合に、弁護士が相応の注意を払わないと、身元を詐称した「依頼者」との関係はともかく、他人名義訴訟により被害を受けた「本人」あるいは被告から過失による不法行為による損害賠償請求または懲戒請求を受けないとも限らないだろう。少し疲れが蓄積しているので、ああ怖いね、気をつけようということで、本日はこれまで。
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by neon98 | 2005-10-15 04:51 | LEGAL(General)

阪神タイガース上場の可否
しばらく本業が多忙で何も考える余裕がなかった。ここで、遅ればせながらのエントリ。

報道によると、巨人の渡部会長が球団上場は野球協約上ありえないと発言したということ。もともと疑り深い性格なので、根拠を欠きがちなこの人の発言内容を検証してみようと思う。ここで検証するのは、現行の野球協約上、球団の上場が可能かどうかであって、上場の是非はさしあたりおいておく(上場した方が望ましいと言っているわけではないので、念のため。)。
巨人の渡辺恒雄球団会長(79)は5日、村上ファンドが阪神電鉄に阪神タイガースの株式上場を提案したことに関して「上場なんてとんでもない。野球協約上、許されない。村上阪神などありえない」と批判した。野球協約が参加資格に定める「資本金1億円以上の株式会社」「日本に国籍を有しないものの株式総数が49%を超えてはならない」などの要件を挙げた上で「村上ファンドはどこの国籍で、どこからカネが集められているのか」と疑問視した(日刊スポーツより引用)。
少し考えてもらえれば誰でもわかると思うが、彼の発言は球団自体の組織形態とその株主構成という2つの次元を混同している。既存の阪神球団を上場させようというのだから、資本金1億円以上の株式会社という要件を充足することは明らかだし、本件では村上ファンドが球団を保有することを提案しているわけではないのだがら村上ファンドの「国籍」を問題にするのは筋がちがう。具体的に、日本プロフェッショナル野球協約2005(日本プロ野球選手会公式ホームページからPDFファイルで入手可能)をみてみよう。
第3条(協約の目的)
この協約の目的は次の通りである。この組織を構成する団体および個人は不断の努力を通じてこの目的達成を目指すものとする。
(1) わが国の野球を不朽の国技にし、野球が社会の文化的公共財となるよう努めることによって、野球の権威および技術にたいする国民の信頼を確保する。(以下、略)
当然ながらこの条項自体は球団上場の直接の支障になることはない。球団の保有形態と野球が「社会の文化的公共財」であるかどうかは論理的に関係がない。直接的に関係があるのは第6章の参加資格である。
第27条(発行済み資本の総額)
この組織に参加する球団は、発行済み資本総額1億円以上の、日本国国法による株式会社でなければならない。(以下、略)
阪神球団自体はこの要件を充足する日本国国法による株式会社であるから、これも問題がない。
第28条(株主構成の届出と日本人以外の持株)
この組織に所属する球団は、毎年4月1日までに、その年の2月1日現在の自球団の発行済み株式数、および株主すべての名称、住所、所有株式の割合をコミッショナーに届け出なければならない。株主に変更があった場合は、その都度届け出るものとする。ただし球団役職員が自球団の株主の場合は所有割合にかかわらず届け出るものとする。
この協約により要求される発行済み資本の総額の内、日本に国籍を有しないもののの持株総計は資本総額の49パーセントを超えてはならない。
村上ファンドは、球団の持株会社の上場を提案(Asahi.com)しており、この方式だと少なくとも前段の規定に違反することはない。現行でも阪神球団の親会社である阪神電鉄は株式上場してことからも明らかであり、球団の親会社の株式の保有形態について報告をすることは要求されていないから規定に違反することなく、持株会社を上場させることは可能である。ただ、当該持株会社が外国資本の企業等に買収されてしまった際には、後段の「日本に国籍を有しないもの」の解釈が問題となってくる(後述)。
敢えて指摘するまでもないけれど、後段の規定が「資本総額の49パーセント」としているのは誤り。「議決権の49パーセント」とか「持株総数の49パーセント」とあるべきだろう(なぜ49パーセントかはともかくとして)。もし、弁護士が起案したとすれば、弁護過誤である。

新たな参加資格の資格または譲渡、球団保有者の変更と同様に実行委員会およびオーナー会議の承認が求められている場合として、第31条第(1)号ないし第(4)号が定められている。球団上場にあたって一番問題となりうるのは以下の条項である。
(1)売買、贈与、営業譲渡、合併等その他の方式を問わず、球団が有する参加資格を他に譲渡しようとするとき。
(2)球団の株主または新たに球団の株主となろうとする者が、逐次的に取得する場合および間接的に取得する場合を含め、球団の発行済み株式総数の49パーセントを超えて株式を所有しようとするとき。
(3)球団の発行済み株式総数に対する所有比率に関わらず、球団の筆頭株主を変更しようとするとき。
(4)その他、球団呼称の変更の有無および株式所有名義の如何を問わず、その球団の実際上の保有者を変更しようとするとき。
第2号は「間接的に取得する場合」も含んでいるので持株会社の株式を買収することにより球団を取得する場合も含まれる。ただ、持株会社の株式のうちどれだけを取得すれば間接的に49パーセントを超えて取得したといえるのかは規約上は明らかではない。第4号は包括的に「球団の実際上の保有者を変更」としている。この意味も明確ではない(現在でも阪神球団の実質的あるいは間接的な保有者は村上ファンドだといえなくはない。)。

ご覧いただければわかるように協約は完成度の高いものとはいえないので、それぞれ難点はあるもののいくつかスキームは考えうる。弁護士の腕のみせどころというものだ。ひとつ言えるのは阪神電鉄が「保有者」として継続しつつ、株式上場することは可能だということだ。例えば、種類株式を活用し、上場審査基準の緩いヘラクレスに上場するというのは十分実現性のあるプランである。上場の局面では新たに株主になろうとする者が49%を取得するわけではないから第2号は問題がなく、第3号との関係では阪神電鉄が筆頭株主にとどまりさえすれば問題がない。解釈の争いが生じ、交渉の余地があるのは「実際上の保有者を変更」しないというのがどの範囲のことをいうのかという点である。

ただ、村上ファンド側で可能だと言い張っても阪神電鉄、選手会、他球団、ファンの理解も得られるのでなければ、球団上場は難しいだろう。ファンがあってのスポーツという性質上、訴訟で解決というハードランディングは選択肢になりえないだろう。村上氏の経営理念にあるように、多くの人が「おもろい」と思えるプランであれば受け入れられる余地があるのかもしれない。
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by neon98 | 2005-10-14 06:45 | Securities

Second Position
昔からずっと大切なことを相談してきた友人がいる。彼は当時決して成績がよかったわけではなく、またずば抜けた才能があるわけでもなかったが、人にかわいがられる才能と人一倍の意思の強さを持っていた。

彼とは別の大学に進学したのだけれど、僕が司法試験に合格した頃、偶然に彼と再会した。お互いにしてきた旅の話、下世話な話、バイクの話、司馬遼太郎の話、国の話、ビジネスの話、時間を忘れて語り合った。

考えてみればその当時が一番彼にとって苦しかった時期なのだろう。大学での勉強自体にはあまり意味が見出せず、仕事のツールとして米国のCPAをとろうかと考えていて、そのことで色々と彼の相談にのっていた。それでも自分のやりたいことが果たして米国のCPAをとることで実現できるのか、ずっと不安に思っていたようだ。彼は突然CPAの勉強をやめ、親から借金をして、単身アメリカに渡る。安宿に滞在し続けて、英語はわからず、マッチョな黒人男性に襲われそうになって逃げてきたり、色々と苦労したらしい。親の金で遊び暮らしているだけのクズやったと彼は言う。まさしく人生の底だったのだろう。自分が何者でもないと思ってからの彼は人生を切り開いていった。

ふとした偶然から小さなIT企業の経営者に拾われ、朝から晩まで経営のこと、コンピュータのこと、業界のこと、あらゆる教えを受けた。彼はその経営者に感銘を受け、ようやく起業することを現実的に考え始めた。その経営者は彼に生活費を与え、知っているあらゆることを教え込んでくれたようだ。彼は起業の夢を持ち、日本に帰国してから地元の小さなIT関係のベンチャー企業に勤める。営業ですぐに成果をあげ、翌年には取締役への就任を要請されたが、彼は自分でやりたいと言ってそれを断り、東京へ旅たっていった。当初は1人からのスタート、一番最初のサービス提供契約は僕が無料で起案してあげた。彼に僕が唯一贈ることができるプレゼントだった。昨日彼から連絡を受けた。現在は従業員20人、中国への進出を決めたそうだ。少しずつだけど、確実に前進しつづけている彼をうらやましくも思った。
一番になりたい
彼はこれからも一番を目指して闘い続けるだろう。彼はずっと一番になりたいと言い続けた。僕は常に違うことを言った。
僕は常に2番でいい
僕はトップランナーにはなれない。どんなに努力をしても上には上がいることを知っていた方がいい。人のすごいところをすごいと思えることはすごく大切だと思う。どんなに自分が努力しても他人のもっとすごいところはたくさん見つかるもの。大切なのは常においかけ続けること。だから僕は常に2番でいい。本質的には同じことかもしれないなといいながら、2人で言葉の意味を考えていた。

彼の輝かしい前途を祈り、僕は彼も含めたすごい奴らに負けないように走り続けることを誓う。
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by neon98 | 2005-10-08 06:08 | よしなしごと

テロの恐怖の中にいるということ
ニューヨークの地下鉄で数日中に爆破があるとの予告があり、警備が厳重になっている(ニューヨーク市交通機関に対する警備強化について)。そんな中、悪質ないたずらにより危険物にみせかけたボトルがおかれ、ペンステーションが一時閉鎖された(CNN.comより)。

怖いかと言われると怖くないとは言わないけど、NYに来てしまった以上はしょうがないよねというのが正直なところだ。心配してもしょうがないし、地下鉄に乗らないわけにいかないんだから、祈るしかないかと思っている。アムトラックでの取材が多くの人の正直な気持ちをあらわしている。
"I don't feel 100 percent safe, to be honest," one woman said earlier.

"Everybody is going to still take the train whether there's a bomb threat or not," one man told CNN. "I mean, what am I going to do? I just hope it's not my train."

"You think twice, should I take the car or should I take the train?" another man said. "But either you take the car and you go broke or you take the train and you just pray." (CNN-上記リンク記事より)
まあそういうことなのだろう。そう言えば、勤務開始日に職場から緊急グッズを渡された。少なくともNYでは職場で用意するのが常識らしい。中身はというと、水の浄化剤、懐中電灯、毛布、マスク、ゴーグル、医療キットなどなど。

注意しすぎても注意しすぎることはないのだろうけど、注意しろと言われてもなあ。せいぜい休みの日に人ごみにいかないようにする程度だろうか。あまり気にしすぎてもしょうがないので、交通事故にあうよりも確率は低いだろうと思うことにしている。
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by neon98 | 2005-10-08 03:42 | 日常・海外生活

決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術
僕はビジネスのハウツー本をほとんど読まない。馬鹿な上司の扱い方とか、若い部下の扱い方とか、成功する方法とか、キャッチーなタイトルだけで馬鹿馬鹿しくなって手に取る気もしない。日本に居たときからこの本の存在は知っていたが、「ハーバード流ってつければ何でも売れると思っているのか」くらいにしか思っていなかった。

決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術をふと手にとってみた。読み始めると意外と面白く、一気に読みきってしまった。訳者がビジネスのハウツー本と一緒にしないでほしいと言うとおり、十分内容のある本だと思う。

職業柄、交渉ごとは日常的に行うし、交渉のスタイルは色んな人から吸収してきたつもりだ。書面でするのか、電話でするのか、直接会うのか、相手のカルチャーはどうか、最初にどういう言い方をするか、相手の怒り具合はどうか、それぞれのニーズは何か、などと考えて行動する癖は当然ついている。他人の交渉スタイルのうち、いいものは吸収しようと努力してきたつもりだ。

ある時、ある尊敬する人に言われたことは、「やりすぎるな。完全勝利は必ずしも交渉ごとにおいて成功ではない。相手の社内での立場も考え、自尊心も考えて行動しろ。人間は感情の生き物だからメンツも立ててあげなきゃ物事は前に進まない。」ということ。もちろん、クライアントの最大の利益のために交渉をするのが仕事なのでタフに交渉はしないといけないが、物事を前に進めるための工夫をしろ、ということをよく言われた。弁護士の仕事として、交渉ごとを有利に押し切ることも大切だけど、交渉がデットロックに陥ったときにお互いのニーズを考えて、前に進むための代替案を考えてあげることはもっと大切だと思う。

自分が交渉力のある立場にいればあらゆることはやりたい放題で代理人としても気持ちがいいものだが、反対側にたって言いたい放題言われるのは実に悔しいものだ。言うことをほとんどのまざるをえない力関係で仕事をしないといけない場合も実に多い。この本は交渉力のない側にたった場合に、交渉を決裂させずに前に進めるのかというノウハウを整理している。特に交渉ごとを職業にしない人であっても、上司・部下・家族との人間関係をいかにスムーズに進めるのかという意味でも有益な本だと思う。
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by neon98 | 2005-10-07 03:21 | 読書・映画等

NETFLIXというビジネスモデル
NETFLIXというDVDレンタルに加入した。既にご存知の方も多いと思うが、一言でいえばオンラインでのDVDレンタル業者である。ただ、そのサービスがすごい。DVDを同時に3本借りられるプランだと月額17.99ドルで何本でも借りられる。顧客はWEBにアクセスして借りたいDVDを登録し、優先順位付けするだけでよい。すぐにDVDが送付されてきて、いつ返すかは顧客の自由である。送付されてきた封筒が返信用封筒を兼ねているので、DVDを入れて封をして郵便ポストに放り込むだけでよい。DVDを返却すれば次の優先順位のDVDが送付されてくる。月曜日にポストに投函したら、翌日には次の作品を発送してくれ、水曜日には到着した。米国にあるまじきサービスの迅速さで、ネット上で顧客満足度NO.1をうたうだけのことはある。

簡単な仕組みで一見誰でも思いつきそうだけど、この仕組みを考えた奴はすごい。この方式のミソは月額固定料金制度、無期限利用可能という点にある。ブロックバスターなど従来のレンタル業者は店舗を構え、在庫を各店舗に備え、顧客は店舗でレンタル商品を選択し、見終わったら商品を返却する。料金の設定は一日いくらというように長く借りられれば借りられるだけ高くなる。

これに対し、月額固定料金制度、無期限利用可能という制度のもとでは、一定の在庫数(例えば、顧客数*3本)は必ず顧客の手元に保管されているのがポイントだろう。何も借りずに固定料金を支払いつづける顧客はあまりいないはずだから、NETFLIXの手元で保管している在庫はさほど多くはならないはずだ。また、オンラインでやる必然的結果として、店舗コストはかからないし、在庫の一元管理の結果、店頭にある不要な在庫(めったに借りられないレンタル商品でも各店舗ごとに最低ひとつは在庫として保管することにより発生する在庫)および人件費が少なくなる。実際のオペレーションで行われているのは(たぶん)顧客から返却されたDVDをバーコードで読み取り、仕分けして棚に戻し、次のDVDを棚から出し、バーコードでチェックして封筒に入れ、機械から出てきた宛名ラベルを貼り付けるというだけの作業だろう。顧客との連絡はコンピューターにより自動的に管理され、バーコードの読み取りと同時に顧客にメールが到着する。

オンラインでやるということまでは誰でも思いつくけど、料金制度の変更みたいな発想の転換というのは簡単そうで意外と難しい。頭のいい奴は違うなあと正直に感心してしまった。
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by neon98 | 2005-10-06 06:00 | よしなしごと

30代の僕へのエール
NYの事務所での研修が始まって半月が過ぎた。アメリカのローファームも忙しいのだろうけど、少なくとも私の所属しているセクションはわりとゆったりしている。一人のLawyerの担当範囲がすごく狭く、よく言えば専門家、悪く言えば少し範囲がずれるとあまり対応できない。数年間Litigation部門で働いてきたアソシエイトがまだ証人尋問をしたことがないということを聞いて、自分の今までの境遇がいかに恵まれてきたのかを実感させられた。

考えてみれば仕事についてから全力疾走し続けてきたと思う。ゼネラリスト的にあらゆる分野の仕事を一度こなしていくことは自分の礎となると信じてありとあらゆることをやってきた。空いた時間はほとんど新しい知識を入れることに費やしてきた。若いうちの習慣づけは一生継続されると聞き、限界まで努力してきた。ここにきてようやく一息つけた感じがする。

留学自体が人生の休憩みたいなもの。専門性を深めることも大切だけど、人生の視野を広げるという意味であらゆることが身についてくると思いたい。先はまだまだ長い。まだまだひよっこみたいな経験しか積んでいない。少し休んで、また前向きに、燃え尽きないように頑張ろう。

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(写真はトロント。本文とは関係ありません。)
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by neon98 | 2005-10-04 11:33 | よしなしごと

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