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Bunさんはどうしたのか?ーそれと今後の予定
(11月30日時点で、Bunさんが長い逃亡生活から無事生還されましたので、捜索活動は中止します。皆様ご協力ありがとうございました。)

以前Bunさんを少しよいしょしたにもかかわらず、反応がありません。ご自身のBlogにも11月2日以降お姿をお見せになられていないようです。どうしたのでしょうか。少し心配しております。

仕事が忙しいと書きたいことが何だか蓄積してきます。暇だと何も書きたいことがなくなります。人生に張りがないといけないんでしょうね、やっぱり。ここしばらく取り組んできた案件について、ボールを先ほど相手方に投げ返したところで、ようやく時間ができました。例の論文のご紹介、今から少し書いていきますので、明日には投稿できるかなと思っている次第です。

それと、ハーバードビジネススクールのケーススタディで、敵対的買収に直面したときの取締役の行動を分析したものを入手できましたので、これも基本的なデラウェア会社法の基本知識とあわせてご紹介できたらと思っています。

ToshiさんのBlogからリンク貼っていただいてから見たことのないようなアクセス数になってまして、いやあ読者さんの多いBlogの力はすごいなあと思った次第です。TBするよりも本文に書いていただく方がつられて来てしまう人が多いんでしょうね。これだけの方に毎回来ていただくだけの価値のあるBlogじゃないですし(先日値段を計算したら0円でした)、またアクセス数が落ちてきたらToshiさんにリンク貼ってもらえればいいか(^^)。売れなくなったらまた旅に出ればいいかと言っていたらあまり見なくなった猿岩石を思い出しました。
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by neon98 | 2005-11-11 14:24 | よしなしごと

司法試験合格者の皆さんおめでとうございます
さっき、司法試験受験時代に関係する話をエントリしたところで、司法試験の合格発表のことを知りました。
Toshiさんのトラックバック先のエントリを見て初めて気がつきました。(Toshiさん、TBありがとうございました。こちらのエントリは何も分析していない状態なので、後日下級審をきちんと読んで、気がついたことがあればエントリしたいと思います。後でやろうと備忘メモを書くのはいいですが、そのまま忘却のかなたにいきがちなもので。。。)

今年の合格者は1,464名(法務省発表)ということで、ほぼ昨年と同人数ですね。これから先、法曹はどんどん増えていきますが、職域もどんどん増えていくと思いますので、私自身はなんとかなるやろと勝手に思っています。弁護士で食っていけなくなったら、弁護士やめればいいですもんね。

口述試験では民法の大先生に随分いじめられ、「君の答えは不十分だけど、まあ時間がないからもういいよ」なんて言われちゃったもので、本気で心配していました。なんだか合格発表をみたときの気持ちを思い出して、なんだか私までうれしくなっちゃいました。合格者の皆さん、本当におめでとうございます。
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by neon98 | 2005-11-10 04:03 | よしなしごと

Goalと目の前にあること
いささか個人的な話になる。例の論文の続きを読みたい方は少しだけお待ちいただきたい。少し疲労感を感じつつある現状から一歩踏み出そうという僕自身への励ましである。

司法試験の受験を決断するまでずっと悩んでいた。合格率3%前後という数値が自分の中で一人歩きし、受験の決断をすること自体が自分の中に大きな壁として立ちふさがっていた。一度は他の道に進もうと思い、自分を納得させ、就職先も決めた。就職先での最終面接のとき、「うちに来ていただけますね。是非一緒にやりましょう。」と言われ、嬉しさよりも本当にこれでいいんだろうかという気持ちが大きかった。その会社は僕のことをすごく評価してくれていたし、面白い奴だとも思ってくれていた。この違和感はなんだろうと。
本当にこれでいいのか。自分がなりたかったのは弁護士じゃなかったのか。一度も挑戦をしないでいて後で後悔しないか。
2週間ほど悩み、決断した。このままじゃただの負け犬だと。親に自分の気持ちを話し、受験のサポートを得られることになった。受験費用は貯めていたアルバイトの金、奨学金の残りをあてることにし、決まっていた就職先にも謝罪にいった。考えてみれば、散々皆さんに迷惑をおかけしたと思う。受験の間、自分が何者でもないことという不安に悩みつづけた。不安を解消するためには日々寝る時間を惜しんでひたすら勉強するほかなかった。合格した先輩方のノートを譲り受け、何が合格に一番近いのか、日々考えながらひたすら勉強を続けた。合格したからいいものの、あれだけ努力をして、本当に報われなかったとき、自分に何が残っただろうか。努力することを信じられる人間でいられただろうかと思うと、こころもとない。

掲示板で合格をしったときは本当にうれしかった。散々ご迷惑をおかけした就職先の先輩もひどくよろこんでくれた。親も本当に安心してくれただろう。でも、もちろん一番嬉しかったのは僕自身で、やればできるんだということを信じられた瞬間だった。

仕事をはじめて、新人弁護士としての生活はとても楽しかった。日々感じる顧客からのプレッシャー、プライベートのない生活、もちろんつらいことはたくさんあったけど、知らないことを一つずつ知るうれしさにあふれていた。寝ないでも平気だった。友人たちと飲み、帰宅して朝方まで仕事をし、そのまま平気で仕事にでかけていった。どんな仕事でも初めてという状態は非常に楽しいものだ。

だが、好奇心だけで仕事をしていられる状態はやがて終わる。当たり前だけど、やったことがある仕事が増えていくのだ。30代になり、家庭を持ち、同じ仕事のやり方はできないだろうなと思い始めてきた。そして仕事においても閉塞感を感じることが多くなってきた。自分の中で前向きに進んでいると感じることが少しずつ減ってきたのだ。

自分の中でGoalが明確だろうか。自分の中で考えているGoalと目の前にある仕事とのギャップに悩んでいないだろうか。こんなことを親友と先日徹夜で話していた。その中での彼と共有できた結論はこうだ。
20代のうちは馬鹿でも努力さえすれば成長していける。一人ならどんなリスクでもとれる。でもこれから先は本当に継続してゴールに向かっていく奴だけが勝つんだ。
目の前にあることを軽視する奴は誰の信頼をも勝ち取れない。かといって、与えられたことだけをしているだけでは何も前に進まない。毎日、一つだけ、少しだけ、チャレンジしていこうと。
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by neon98 | 2005-11-10 01:25 | よしなしごと

否認権の不可分性ー備忘メモ
最高裁、抜け駆け回収に待った ゴルフ場めぐる訴訟で(Asahi.com)とのニュースを見てなんだろうと思い、裁判所のHPをチェックする。判決文はこちら

最高裁の判決のみでは検討に不十分だが、物上保証による債務超過の認定をどのように行ったのか、物上保証提供のための対価関係をめぐる事実関係がどうだったのかの検討が必要と思われる。担保提供時に物上保証額全額を消極財産として認定するやり方が正しいのか(物上保証にすぎず、現実化するかどうかは別問題)、200億円ではなく、それより少ない金額であれば否認の対象とならなかったのか、など検討しないといけない。ということで備忘用にメモ。

それにしても、この記事を書いた記者のレベルを考えると情けない。
いわゆる「ハゲタカファンド」などと呼ばれる投資会社などが、経営難の企業に対する債権を安く買い、回収することでうまみを得ようとする行為を封じる有効な手段にもなりそうだ。
不良債権売買は売り手がいて、買い手がいて債権市場として成立しているのだから、「ハゲタカファンド」のみを悪者にする理由がない。開かれた市場にルールに基づき参加している投資家を意味もなく、「ハゲタカ」呼ばわりするのはもうそろそろやめにしたらどうだろう。いつもこの手の記事を読むたびになんだかとても情けなくなる。

また、実際担保権設定を受けているのはC銀行であり、「ハゲタカファンド」ではない。どこだか知らないが、債権の買手たる外資系金融機関は担保権が否認されたとして売手たるC銀行に対して、表明保証違反による損害賠償を追及すべき立場にあるはずだ(但し、期限が切れていることも十分予想されるが…。)。
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by neon98 | 2005-11-09 03:32 | LEGAL(General)

山頭火
この週末は土曜日仕事、日曜日半日仕事と本来暇だらけの研修生にあるまじき日程でした。多くのロースクール留学生のように一年目はLLMで大量のケースに埋もれ、二年目は米国法律事務所で暇な研修生活をエンジョイする予定だったのですが、英語に難のある私をもきちんと酷使してくれるあたりが逆にありがたいです。

そんなわけで、日曜日の夕方、ようやく時間を空け、ニュージャージのミツワまで遠征して、らーめん山頭火を食してきました。大盛り味噌ラーメンとチャーシューご飯のセットは、この1年間うまいラーメン食べたい欲を韓国キムチラーメンでごまかしてきた私の欲求をきちんと解消してくれました(^^)。

次回こそは、時間を見つけて、きちんとエントリする予定です。
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by neon98 | 2005-11-08 03:54 | 日常・海外生活

今読んでいる本
研修は思ったより忙しい。当初色んな人から「暇だよー。」と聞かされていたけれど、やらないといけないことがたくさんある。まあ、それでも日本にいるときのように深夜2時帰宅ということはないので、本はたくさん読むようにしている(とはいえ、日本語が95%だけど)。職場帰りに地下鉄にのってブックオフNY店まで行き、1ドルの古本をまとめ買いするのである。昔本屋で並んでいるのを見たことあるなあ、1ドルなら迷わず買えるけど当時は定価で買うほどのことはないなあと思って、読まなかった本がたくさん読めるのはうれしい限りだ。

ということで、昨日読み終えたのは、セイビング・ザ・サン―リップルウッドと新生銀行の誕生頭取たちの決断の2冊。いずれも有名な本で、ドキュメンタリーとして非常に面白かった。後者は、頭取たちのことを「よいしょ」しすぎという感じはしたけど、取材をするために必要なリップサービスが入っていると思えばそんなものか。金融恐慌も脱出の兆しがみえ、当時の合従連衡劇を評価するのにいい時期が来たのかもしれない。そして、この週末に読めればいいなと思っているのが、誰がケインズを殺したか―物語・経済学。ちらっと眺めてみて、やや私には難しいかなと思ったけれど、経済史をちらっとみておくのも悪くないのかな。僕は法律の本は少なくとも仕事以外の局面では読まないのだけど、法律の本を喜んで読む人っているのかいな。
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by neon98 | 2005-11-04 06:52 | 読書・映画等

これはすごい論文だ(その2)-Bunさんよいしょ編
時々Blogにコメントを下さるBunさんが大体どのようなエントリに反応してくださるか概ねわかってきました(^^)。BunさんのBlogやBunさんが他の方のBlogに残されたコメントをみると、どこで拾ってきたのか全く想像もつかない超一流のギャグ映像やら、ケインズ経済学に関するコメントやら、普段何をされている方なのか全く想像もつきませんが、色んな雑学にアンテナを広げられている方のレーダーにひっかかるというのはなかなか光栄なものです。とよいしょをしたところで、一銭にもならないことは承知しておりますので、ぼちぼち前々回紹介した論文の本論に入っていこうと思います。

その前に、なぜこの手の論文に価値を見出すべきなのかというところから少しだけ個人的見解を書いてみようと思います。まず、読もうと思った動機は当然ながら興味本位なのです(^^)が、実際に読んでみた後、私の感想は「Blogネタとしておもろいやん」から「学問的にもおもしろいじゃないですか。」に変わりました。というのは、ある種の法規制がなされたときに社会経済が現実にどのように作用を受けるのかという実証研究というのは、まだまだ日本の法律学の中では研究が進んでいないからです。

当然ながら、立法者は、立法段階で立法目的と規制手段の選択ということは当然考えないといけないわけですが、その時点での最良の手段というのは「合理的推測」に基づかざるを得ないわけで、こういった実証的研究はこのような「合理的推測」を歴史的に検証し、後の「合理的推測」を高めていく作用を持ちます。もちろん、社会科学の分野において、規制と効果との間の因果関係の厳密な立証は不可能なため、実証的研究自体に推論が入らざるを得ないとか、統計・調査方法に限界があるということ自体は自覚して読んでいく必要はありますが、この手の実証的研究というのは蓄積されていくこと自体に意味があるように思うのです。私は、法と経済学という分野については耳学問でかじった程度の素人にすぎませんが、法が何のために存在するのかということを考えると、日本には日本なりの法と経済学の発展の仕方があるのではないかと思うわけです。

さて、前置きはこれくらいにして、実際に論文を紹介していくことにします。まず、規制の歴史をみていきますが、ケーススタディとして面白いと思うのはラブホテル業界が「定義が難しい業種」であるという特色を有するからです。通常のホテルとラブホテルをどのように区別していくのでしょうか。その実際的な困難さを考えると、規制手段に限界があることに気がつくでしょう。以下、著者の主張は引用スタイル(但し、本来の引用のように逐語的な翻訳ではありません。)にして、論文の骨子をご紹介していくことにします。

(ご注意)この論文は日本における社会道徳と法規制との関係等をラブホテルを題材に論じるものです。著者自身も真面目に研究され、私も真面目にご紹介するに値するものだと思います。可能な限り不適切な表現は避けたつもりですが、文脈を失わないために説明を欠かせない場所については「不適切な」表現により気分を害される方がいらっしゃるかもしれません。気にされない方のみお読みください。

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by neon98 | 2005-11-03 02:08 | LEGAL(General)

Halloween
昨日はハロウィーン。通勤中にぼーっと交差点で信号待ちしていたら、目の前に大きな熊。こちらに向かってうおーっとほえている。帰宅時にも大量の仮装軍団に遭遇したバッドマン、猫豹、白雪姫…、かわいらしいものから、ホラーものまで。素晴らしいのは大人がガンガン仮装していること。大人も真剣にイベントに参加するあたりは見習わないとねえ。残念ながら写真はなし。やっぱりデジカメを持ち歩いていないと駄目だねえ。

帰宅すると、娘がお菓子の山に埋もれて、"Trick or Treat!"と壊れたレコードのように叫びまくっている。アパート中の家をまわって大量にゲットしたお菓子の山。さすがに全部食べさせると病気になりそうなくらいあるので、隠して小出しにしないと。子供にとっては最高に楽しいんだろうな、この手のイベント。

また仕事が積み重なってきたので、頑張らないと。時間をみて、論文の続き、アップします。
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by neon98 | 2005-11-02 00:52 | よしなしごと

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