<   2006年 04月 ( 15 )   > この月の画像一覧

大阪のおっちゃん in Key West
今日は7マイルブリッジ以外の写真も皆さんに見てもらお、おもて、準備してみたんですけど、みはりますか?
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マイアミから走るとこんな感じで海の中を橋が続くんですわー。大阪湾と同じくらいきれいでっしゃろ。
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ここで一号線が終わると思うとなかなか感慨深いでんなー。始まりと終わりは結構好きなんですわ。端っこではしゃぐのは皆さん同じですなあ。
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道に迷っているうちに開館時間すぎて中には入られへんかったんですわー。しかし、この値段、結構高いでんなあ。ヘミングウェイさんももっと安うして皆さんにみてもらお、と思わはるんやないやろか。
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皆さん、最南端からキューバが見えると喜びますねん。ガイジンさんも端っこに行ってはしゃぐのは皆さん一緒やね。何でやろね。

フロリダキー諸島はええとこでっせ。ハワイみたいにピチピチギャルはおおないけど、なんか気持ちがやすらぎますわ。大阪は世界の中心やから1番は譲られへんけど、まあ7番目くらいに好きな場所にしてあげてもええかなあ。いや、2番から6番まではまだ決めてへんねんけど、後から好きな場所できたら困るやろ。せやから空き番号にしてますねん。
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by neon98 | 2006-04-25 15:10 | 旅行記

懲りずに47thさんに敢えてこわごわ反論してみる・・・の巻
「貸した金返せよ。貸した金、はした金じゃねえぞ。」と私の頭の中にはウルフルズの借金大王が流れています。
結構「経済学の基礎的なロジック」が理解されていないような気がしたので、私のできる範囲で、なるべく丁寧に説明してみた次第です・・・でも、これは疲れます。
47thさんに怒られてしまいました^^。疲れさせてごめんなさい。でも、僕にはまだわかりません。
従って、デフォルト・リスクとの比較で「適正な」サービス対価(スプレッド)を決めることは、経済学的には全くナンセンスです。
私よりも知識のある方に自信満々でこう言われてしまったのですが、経済学なんてド素人なんで、こわごわ反論(というか質問?)してみることにします。

1.債務者の信用情報

ある債務者のデフォルトリスクとの比較で適正なサービス対価を決めないという議論はマーケットを分けない(=審査をしない)ことを前提にしていませんか?それともかなり強い情報の非対称性ないし情報収集コストの存在を仮定しているのでしょうか?
破産宣告をした直後のAさんと一部上場企業の課長であるBさんとに同じ金利で課すという議論ですか(闇金融の方だともうしばらく破産申立てが禁止されるAさんを好むでしょうが^^)?この2人の間ではマーケットが異なるのではないですか(それとも私の「同じ商品」という言い方がまずかったですか?金は金くらいの意味です。)?47さんの事例(病院の事例も含め)は全く審査をしないケースを想定されているように思われます。

消費者金融サービスを提供される会社さんがどのように審査をされているのかは、借りたことがないのでわかりません(机上の空論です。)。私がみた債務整理希望者の債権者リストからの想像ですが、一定の金額までほぼ無審査に近い状況で貸与(但し、貸出履歴に関するデータベースは共有しているのでその情報は審査している。)しているのだと思います。但し、それを超えると審査のレベルが変わります。

例えば、武富士さんさんであれば50万円以下の範囲で年利27.375%の「インターネット専用商品ー即答ローン」を提供されており、申込みは年収・勤務先・配偶者氏名などを記入するだけのようです(怖くて最終画面まで進んでませんのでわかりませんが)。これに対して、新社会人のための「フレッシュプラン」は店舗での申込みとして健康保険証の提出を求めており、審査手法が違います。これを違う商品だというのか同じ商品だというのかは言葉の遊びになってしまいますが、債務者の信用リスクにあわせて同じ商品(=無担保での貸付金)の金利(=価格)を変えているとは言わないのでしょうか。

債務整理をしないといけない方々は即答ローンでないと借りられない状況であり、皆さんが同じ価格帯の商品を購入するという想定だとすればそれも違うような気がします。貸し手はデータベースを通じてデータベースに参加している貸手業者からの貸付履歴が見られるので、貸付総計額のみをもってしても本当に危ない方々をお断りすることができます。

私のロジックに誤りがあるのか、仮定にずれがあるのか、前提事実に間違いがあるのか、なんだかわかりませんが、そういうわけで私は47さんのおっしゃることが理解できません。

2. 「年利のマジック」

一つは、消費者金融は融資期間において相当短かったり、額も少なかったりするものがあるということです。この場合、絶対額としては少額でも「年利」にするとびっくりするような数字になることがあります。
これはご指摘のとおりで、段階的上限金利の定めをすることによって対応することが可能です。このことは前提とした書き方をしたつもりでしたが、きちんとお伝えできていなかったようです。
もう一つは、消費者金融における利息の負担の重さは、元本額に対する金利負担によって定めるのではなく、借り手の稼ぎ出すキャッシュフローとの割合で定まるものであって、「投資」と同じ感覚で金利を比べることは何の意味もないということです。
投資に対する期待リターンの問題ではなく、より個人的な消費に対する選好の問題だからというご趣旨なんでしょうね。企業による投資の局面とは違い、消費に対する選好は主観的であっても合理的だということは理解できますからあまり異論はないです。それでも一定額以上の借り入れをした場合に債務者が現実的に返済することが可能な水準かどうかを考慮する材料としては使えるでしょう。

3. 「被害者」は誰か?

47thさんは色んな例をあげられていますが、多重債務者である場合はともかくとして、ほとんどの場合は現行の消費者金融会社さんが現行の利息で対応することが可能なように思われます(ちなみに私は上限金利を利息制限法側に寄せることはあまり想定していません。)。

アメリカの事例は一種の限界事例ですね。まさか47thさんにそのままのたうちまわって苦しんで死んでくれと申し上げるわけにはいかない^^ので、なんとか対策を考えたいところですが、あまり現実的ではないように思われます。海外旅行をされることを想定されている(学生であれば学生VISAとの関係が強制的に保険に入らされる)ようですので、海外旅行保険に入られるべきなのでしょうね。法制度が違うところへ移動され、お持ちの信用が役に立たないということであれば、備えが必要というのは、上限金利規制の有無に関わらず、いえることのような気がします。

無計画に借りつづける方々を除き、正当な資金需要はほぼ現行の金利水準でまかなえます。私は上限金利規制は必要だと主張しているだけで、それがどのラインなのかについては正直よくわかりません。たぶん20%-40%の間なのだろうと感覚的に思っているだけです。

理屈のうえでは金利上限規制により金融市場に対するアクセスを阻害された「被害者」が想像できます。浪費の限りを尽くしたあげく資金が借りられなくなった方に同情する人は少ないでしょうが、善良な市民が資金アクセスを奪われるという場面を想像するのはつらいものです。ただ、現状の金利でも相当額の融資の道は開かれています。医療保険や健康保険などの制度もあります。本当に善良な方が困っているのを助けるのは制度的なものばかりではなく、親族や友人も存在します。既に多くの借り入れをしているために上限金利の範囲では借りられない方々が多く存在するとすれば、それは少し寿命を延ばし、後日その延命よりも大きい損害を被るケースの方が多いでしょうから、短期的に融資をするよりも、これらの方々の生活設計を見直すか、国家の経済政策や福祉政策を見直すべきだと思います。いわゆるサラ金の仕事は困っている人を助ける人ではないのですから、いずれにせよ経済的メリットを見出せなければ貸せないわけで、金利上限規制よりも高い金利で貸す経済的メリットを見出すとすれば社会的損害の多い取立手法によらざるを得ないというだけの話です。

繰り返しますが、デフォルト率が高すぎる市場の存在を認めることは社会的にコストが高すぎます。年利が高くてもデフォルト率が低い取引(少額のもの、期間が短いもの)をどうするのかはある程度法令の定め方で対応できるでしょう(期間が短いローンをロールオーバーされたらどうするのか、など技術的に困難があるのは事実ですが)。利息制限法のそれはともかくとして、出資法の利息は大手消費者金融のそれを後追いするかたちで逓減してきたと言われており、現行法の範囲内で資金アクセスがあればさほど問題になる事例は少ないように思います。私の中では、返せないものは返せないと言い切ることの重要性の方が私の中ではよほどプライオリティが高いです。

政策評価の違いということであればある意味好みということでわかりあえない部分があってもいいのですが、1で書いた経済理論の部分が私にはどうにも理解できず、すっきりしないので敢えて反論をさせていただきました。同じ金を借りるのに信用力がない人の方が高い金利を要求されるのに、返済する金がない(確率が高い)という点で、他の市場とは異なるのではないかということが言いたいわけです。2と3は規制手法の選択とその妥当性の評価という部分ですので、まあ意見の差異は当然あるでしょうし、私も政策提言ができるほどデータを有しているわけではありません。

化学反応によりベターな選択が生じるというには私の学識が乏しすぎるとは思っています。何よりも単なる一弁護士が政策提言をするポジションにはないわけですし、私がBlogを書いたところで世の中は何も変わりません。ただ、放置するのも違和感がある部分でして、言いたいことがあれば言ったうえで恥をかくべき点があれば恥をかくというのも(社会には無用でも)私には有用な化学反応でしょう。

47thさんの本業を妨害するつもりはありませんので、もうエントリをする必要がなければどうぞ放置してください。また、47thさんとの間だけで議論をするのがいいとも思いませんので、他にもご意見があればお寄せください。
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by neon98 | 2006-04-22 22:47 | LEGAL(General)

「市場」が成立することのメリットとデメリット
「自分の殻」を破って友人とメトロポリタンオペラを楽しんで帰ってきたら、47thさんから内角高めの直球が投げ込まれていました^^。ペーパーやらでお忙しい中で、neon98さんに反論してみる・・・の巻と正面から反論を頂いていますので、敬意を表してこちらからもビーンボール気味に正面から打ち返すことにします(化学反応はたぶん生まれないと思いますが、お許しください^^)。

1.間接金融「市場」はどこまで成立するのか?

年率29.2%という規制は出資法5条2項に存在します。
前項の規定にかかわらず、金銭の貸付けを行う者が業として金銭の貸付けを行う場合において、年二十九・二パーセント(二月二十九日を含む一年については年二十九・二八パーセントとし、一日当たりについては〇・〇八パーセントとする。)を超える割合による利息の契約をしたときは、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
借り手の保護という観点から上限金利規制が妥当なのかと考えると、一定範囲の市場がクローズされることにより融資が受けられなくなり、または闇金融に走るためにかえって借り手の保護にはならないのではないかというのが上限金利規制反対派の主要根拠と思われます。

実は前回の記事を読む際に早稲田大学消費者金融サービス研究所「上限金利規制が消費者金融市場と日本経済に与える影響」堂下浩「上限金利引き下げの影響に関する考察」は拝見させていただいたのですが、どうもしっくりときませんでした。何がしっくり来ないかというと、消費者金融市場における市場の見方という大前提になる部分が私にはしっくり来ないのです。例えば、前者の早稲田ペーパーでは、
金利は消費者金融市場における価格とみなすことができる。
としたうえで、議論を価格統制の問題点という方向性に持っていっています。信用力の乏しい顧客にはそれなりの金利をとることで金融市場が成立するのだから上限金利規制がなければ成立したであろう効用が規制により阻害されるということになるのでしょう。

私が根本的に違うなと感じる、敢えて言うならこの点を無視して議論するのはナンセンスだと思うのは、
装飾品市場を考えると価格が高いグッチやエルメスはリッチな人が買うが、消費者金融市場を考えると価格が高い高金利商品は貧しい人が買う
という点です。金銭に個性はありませんから金融商品として設定できる個性は限定されています。無担保かつ審査を厳格にせずに迅速に貸し出しをする市場においては、貸し手の調達金利を無視すれば、ほぼ借り手の信用力によって商品の価格(=金利)が決まります(マクロ的要因はこの議論では無視してよいでしょう。)。つまりはいい商品を高く売るのではなく、同じ商品を貧しい人に高く売るわけです。

一定の金利水準を想定しましょう。論者によっては20%であり、29.2%であり、40.004%であり、トイチ(年365%)である人もいるのかもしれません。本来はここが政策論で一番重要な箇所なんですが、上限金利水準としてどこが妥当なのかという議論は能力の限界ということでさておきます。期待デフォルト率に応じて価格(=金利)が変動するのは当然だし、そうあるべきなのですが、市場におけるデフォルト率がどんどん上昇した場合に成立する市場はもはや「賭博」に変わらなくなります。99%がデフォルトする金融市場は「宝くじ」です。「宝くじ」は集金と分配のみですから確率論で商売が成立しえますが、間接金融市場における「宝くじ」は全ての「くじ」が外れる可能性もあるわけで、ある一定の水準を越えると市場が存在しなくなるのが必然でしょう。そこまで行かなくても例えば50%がデフォルトする以上はほぼ必然的に多くの社会的害悪を発生させます。返済することが期待できない債務者から返済を期待できるようにするために必然的に発生する社会的害悪です。

年率40%のローン市場を考えてみましょう。この市場を閉鎖したときに発生する「被害者」って誰なんでしょう?この市場で上限金利規制がなければ融資を受けられ、かつ返済が可能であったであろう債務者?といわれると私の中では???が並んでしまいます。理論的には存在しえますし、現実にはごく少数「被害者」が存在するのかもしれませんが、この市場を成立させるための社会的損失との比較が必要でしょう。歴史的に高利貸しが公序良俗違反などとの関係で問題になってきたのは、高利金融市場が成立するためにはほぼ必然的に存在する社会的害悪があるからであり、先人の知恵なるものはそれなりに尊重すべきような気がします。

たぶん、私は「な」さんの以下の意見に近いんでしょうね。
>「最後の貸し手」が期待しているものが将来キャッシュフローであれば、その前の貸し手が期待しているものの本質も将来キャッシュフローでしかないんじゃないでしょうか?

将来CFというより、それを包括した「返済原資」という捉え方をすべきではないでしょうか?
一般に、多重債務者の借入先は、カードキャッシング→サラ金→街金ないしヤミ金という経緯を辿りますが、それぞれが対象としている返済原資には差があるのではないかと思います。

例えば、
カード、サラ金:個人資産、現状の個人将来CF、同業ないし下位貸付機関からの借り換え
ヤミ金:上記+親族友人からの強制借入れ+転職強制による個人CF増加分+その他各種強制違法行為からのCF

貸し手は下流になるほど脱法・違法能力にもとづく強制力を持ちます。それによるキャッシュ創出を上流の貸し手が見込んでいるのなら、借り換えの暗黙的推奨は合理的な行動かと。そして、下流の貸し手はあの手この手で借り手のケツの毛まで抜きつつ、ババ抜きによる勝ち抜けを目指す訳です。

貸し手は多重債務者(予備群)に対し、ゴーイング・コンサーンなぞハナから期待していない、というのはそういう意味です。
こういうビジネスモデルでないと成立しえない領域が必然的に発生するであろうという意味で、金利の上限を設定するのと家賃の上限を設定するとでは違うと考えています。そういうわけで、私は家賃市場に上限を設定するのはナンセンスだと思ってますが、消費者金融市場の金利を家賃と同視するのもまたナンセンスと考えています。有効需要があるのに供給がこたえないという議論に対しては、こたえない方がよい「需要」があるのではないかという答えになります。

2.闇金融が増える?

ある一定の市場をクローズした場合に、資金需要のある潜在的顧客層の一部は法的整理に向かうでしょうし、「闇金融」に向かうことでしょう。その意味で「闇金融」による被害者が増えるというのはそのとおりかもしれません。でも、それは「闇金融」の定義によりませんか?

私の議論は、ある一定の金利水準を越えると必然的に家族や職場に対する取立てなどの社会的害悪を生み出すというものです。商売として成立するためには合法化しようが、違法としようが必然的に社会的害悪は発生します。逆に(抽象論で)いうと社会的害悪が著しく増大する限界ポイントに上限金利を設定すべきです。

合法化すれば「闇金融」は定義上なくなります。それでも「闇金融」とかつて呼ばれていた業者たちは同様の方法で大手をふって貸付を行うでしょう。上限金利の設定により闇金融が増えたというのは、違法な領域が増えた以上、定義上当然のことだと思います。全て摘発するのが大変だというのはおっしゃるとおりですが、取立手法の違反を根拠に摘発する方が金利違反を根拠に摘発するよりも大変だともいえるわけです。闇金融が増えるという議論もなんだかあと思うのはそのあたりでして、闇金融と呼ばれる業態に対して戦える武器は少しでも多い方がマシだと思っているところです。

3. 立ち位置

立ち位置という問題は、まずはどこまでパターナリスティックになるのかということのような気がします。私の想定する経済的に不合理な最後の貸し手というは親族ないし親しい友人であり、カードローン⇒サラ金⇒街金・闇金融というルートをたどる際に借主およびその周囲の人々に発生する損害を防止する必要があることは言うまでもありません。また、目の前の資金繰りに必死になり、追い込みをされている方々に合理的な判断を求めるのは間違っているように思います。市場原理を貫徹するために所有権制度とEnforcementを与えるのも法の役割ですが、当事者の合理的な意思決定が期待できない場合に一定の後見的役割を担うのもまた法の役割ではあります。たぶんここまでは47thさんとの間であまり意見の違いはないのでしょう。

もう一つ立ち位置の問題があるとすれば、法の役割に対する期待という部分であり、たぶん47thさんと結論が違うのはこの点だろうと思うのです。47thさんからすると、一定の場合に合理的な判断ができない債務者が多く存在することにはあまり異論はないし、取立により社会的害悪が発生することもむろん異論がないところでしょうけれど、手段として上限金利の規制という法を制定したとしてもEnforcementにコストがかかりすぎて闇金融を生じさせるだけであり経済的には意味がないし、付随して有効需要にこたえられないから新たな被害者をうむおそれが大きいということになるのだろうと思います。

これに対して、私は取立手法の規制よりも上限金利の規制をする方が闇金融の取り締まりが容易であり、市場がクローズすることにより生じる「被害者」層は本来借りてはいけない層にすぎないのではないかと考えているわけです。私の立ち位置からすると、法の果たしうる役割に限界があり、規制をしない方がマシな場合もあることは認めつつも、多重債務の整理の現場でみたものの存在も認め、もう少し規制が果たしうる役割というものに挑戦してみたいような気がします。要するに工夫をすれば規制をしないよりもよりよい結果が得られるのではないかと思うというだけのことなんですが。

前回のエントリで少し反省したのは、法と経済という概念を対立的に書いたり、法学者と経済学者とを対立的に考えたりすることがよくなされているわけですが、規制目的・手段を考慮するのはまさに法と経済と双方からの分析が必要なところであり、こういう対立構造みたいな部分に意味がないのに、少し対立的に書いてしまった点でしょうか。

以上、ざっと乱暴に私の立ち位置を考えてみました。あまり化学反応がなくてすみません。ぼちぼちやるべきことをやらないと周囲の人に怒られるので今日はこの辺で^^。
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by neon98 | 2006-04-22 06:35 | LEGAL(General)

上限利息規制は必要?
しばらく日常生活をほのぼのと書いてきて、ニューヨークの観光情報、レストラン情報やファッション情報を中心とするセレブなブログへの転向を目指していたんです(←大いなる勘違い)が、たまには真面目に考えてみるのも悪くなかろうということで、利息制限法を巡る規律について考えてみることにします。仮説という以前の「思いつき」レベルなので、百倍の反論がかえってくる可能性の方が高いですが、まあそれも楽しみだったりします^^。

昨日47thさんの「なぜ過剰取立は起きるのか?(イントロ)」というエントリに以下のようなコメントを残しました。
「返済原資の中心をなすのは、債務者個人が将来にわたって稼ぎ出すキャッシュフロー」という前提に疑問があるような気がします。キャッシュフローから返済原資をうみだすことができる層はほんのわずかであって、返済原資の多くは専ら借り換えによるのではないでしょうか。債務者の返済のインセンティブとなるのは職場や家族への連絡をされたくないという名誉欲であり、そのインセンティブを維持するためにはもともとあてにならないキャッシュフローを害してでも、現実に連絡をする事例を積み上げていくことは脅し効果として必要なのではないかという仮説も成り立ちうるでしょう。職業柄多くの債務整理事例にあたってきましたが、取立ての手口というのは概ね借り換えのすすめです(やり方はかなりやばそうなものまで色々ありますが)。
職業柄多くの債務整理事例にあたってきたというだけで、私の意見は消費者ローンの顧客層に関して強いバイアスがかかっている可能性は大きいので、その点は割り引かないといけませんが。
ちなみに私自身は債務者に早くあきらめさせるために一定の上限金利(固定か、どの程度の利率かはともかくとして)を法で強制すること自体は合理的と考えています。
ご丁寧に47thさんから以下のようなお返事を頂きまして、頭の体操代わりに考えてみようかなと思った次第ですが、長くなりそうなので自分のBlogに書いてTBさせてもらうことにしました。
返済原資として借換を期待しているということなんですが、「最後の貸し手」が供与する信用は、「最後の貸し手」が期待している返済原資が形を変えたものに過ぎません。「最後の貸し手」は、借り換えに期待できないはずですよね?その「最後の貸し手」が期待しているものが将来キャッシュフローであれば、その前の貸し手が期待しているものの本質も将来キャッシュフローでしかないんじゃないでしょうか?
あと、借り換えの問題は、借り手のリスクに応じた自己選別の過程と考えることも可能なはずで、少なくとも効率性の観点からは、その是非は簡単には決められないように思われます。そうしたことも考え合わせると、上限金利が規制される結果、本来は返済能力を持っている層に対する与信がなされなくなる可能性は現実的に大きいと思うのですが、その辺りについてはどう考えられているのかもうかがえると幸いです^^
「この辺りについてどう考えられているのか」と言われると正直に何も考えていない(^^)と申し上げざるを得ないんで、困っちゃうんですがこれまた思いつきレベルでエントリしときます。

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by neon98 | 2006-04-21 04:20 | LEGAL(General)

チェルシー探訪
日曜のチェルシーにはアンティーク・マーケットが登場する。場所は25th(bet. Broadway & 6th)と25th(bet. 6th & 7th)にそれぞれ一つずつ。
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ガラクタがたくさんで見ているだけでも結構楽しめます。
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23rd Street & 7th Avenue
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チェルシーマーケットにも行ったのだけど、イースターで休みだった(写真も忘れた)。
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by neon98 | 2006-04-19 12:15 | 日常・海外生活

Easter Parade in 5th Avenue
研修生活も残りわずか2ヶ月強になり、僕の中での強迫観念はどんどん強くなる。これが終わるとまたあの生活に逆戻りだ。今のうちに遊ばねば(笑)・・・。ということで、日曜日は5番街の49丁目から56丁目までの間で開催されたイースターのパレードを見に行ってきました。
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タラリラリラ~タッタララ~。
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いえいえ、塩沢トキではございませんのよ・・・(古い・・・。彼女は今どうしているのだろう。)。
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お嬢さん、素敵な帽子ですね。

ハロウィーンもそうですが、真面目に(?)仮装を楽しんでいる方々を拝見して、こういう精神構造っていいなあと思います。ハロウィーンの時なんか、朝は真面目にスーツで出勤し、オフィスを出てパレードに向かう際には既にスーパーマンの姿をしている人やら、血だらけのドラキュラにトイレで仮装している人やらでしたから・・・^^。ちなみにこのパレードはこじんまりしていてよかったです。子連れでも危険ということはありません。来年参加される方は是非仮装してお出かけください。

この後は、Madison Squareへ向かい、すっかりお気に入りになったShake Shackでお気に入りのShack Burgerを食べたのですが、すごい混雑でした。ハンバーガーを食べるのに1時間も待ったのは人生で初めての経験かもしれません。それでもここのShack Burgerはあるべき肉の旨みがするし、フレンチフライもカリカリでうまいのです。この後はチェルシーに向かったのですが、続きはまた明日・・・。
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by neon98 | 2006-04-17 11:58 | 日常・海外生活

Cherry Blossom in Newark
土曜日はCherry Blossom Festival 2006というのがNewarkの公園でやっているらしいと聞きつけ、行ってきました。Directionはこちらをご覧ください。
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ワシントンDCの桜というほどではありませんが、まあそこそこの量の桜を楽しむことができます。Festivalは4月23日日曜日まで。私が行ったときで満開で少し散りはじめでしたので、日曜日まではぎりぎり持つかと(天気次第ですが)。マンハッタンからNJ TransitかPathでも行けますし、たまには郊外に足を伸ばしてみるのもよろしいかと。

渡米以来、日本へ帰りたいと思ったことは全くなかったのですが、桜を見ると日本が懐かしく思われ、そういえば2年近く帰国していないのだなあと思いました。夏までしかニューヨークにいられませんので、「訪問予定先リスト」をこなしていくのに忙しくてホームシックにかかることはないんですが^^。
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by neon98 | 2006-04-16 06:33 | 日常・海外生活

Mickeyは英語だったね
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Downtown Disneyの写真。ガイドブックで見たときは何も気づかなかったけど、これはレゴブロックでできているのです。
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まあ、東京と同じ、というか東京が同じなのですが、それでもわりと楽しかったです。
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あれ、おぬしもDisneyと関係あるのか?
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     Mickeyは英語だったね
とわが子。Mickeyが何か話したようなシーンがあっただろうかと思いつつ、これくらいの年齢でも先入観があるのかもしれないと納得しました。例えば、日本在住経験が長い友人であるイギリス人の話。散歩の途中、子供にあって日本語で挨拶すると向こうも「こんにちは」。その後、その子が父親に駆け寄り、「パパ、僕の英語通じたよ」。先入観って不思議ですね。
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by neon98 | 2006-04-15 13:43 | 旅行記

「統計」の信頼性
私はわりとLaw and Economics的な発想は好きな方で、仮説はともかくとしてケーススタディやら実証研究やらは政策提言にどんどん活かされるべきだと思っている一方で、これらの研究の「怪しさ」なるものにも気づいているつもりではあります。例えば、取締役の社外性について一定のQualityを充たす会社とそうでない会社との間の業績比較について仮に有意の差があったとしても因果関係は不明だいう場合はありうるわけで、業績が悪いから社外取締役の助言を請うことにしたという場合もありうるわけです。

これらは因果関係の話ですから仮説をたてる以外になかなか立証しようがないわけですが、個人の考えを聞くというアンケートの場合にはもっとバイアスがかかりやすいといえるでしょう。よく憲法改正論の主張の裏づけとされるのが国民の何割が憲法改正に賛成しているとかいう数値なのですが、どういう対象に対してアンケートをしたのか、アンケートに伴ってどのような情報提供をしたのかによって全然違う数値が出てくるのは当然のことです。

毎日新聞が「連載縦並び社会」と題する特集を行っていて、現時点では、
規制を撤廃し、市場(競争)に任せる流れは今後も続く方向ですが、どう思いますか。

市場に任せるのが最善だ。 15%
現状程度の規制は必要だ。 38%
逆に規制を強化すべきだ。 45%
というアンケート結果になっていますが、これが国民の総意を反映しているといえるでしょうか。

毎日新聞ニュースの視聴者というだけでそれなりのバイアスがある(極端に強いバイアスだとは思いませんが)ことは否定できないうえ、規制緩和の弊害に反対するシリーズを読者に読ませたあとでのアンケートにどれだけの意味があるのか、という気がします。ローエコの世界で実証研究を発表した論文を結果のみ要約して引用していることは多々あるわけですが、時間のある限りは原典にあたるようにしているのは、統計なり実証研究なりの限界をみているためでもあります。世論を形成するための有意義な手法でもあるアンケート調査ですが、どういう調査方法で行ったのかを知ることなしに調査結果を評価することはナンセンスでもあると思います。

自分がどのような意見を持ち、どのような主張をする場合であれ、自分の主張の弱さなりは認識したうえで行動したいものだと思います(特定の誰かの利益を代弁する場合に中立的になるつもりはありませんが。)。
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by neon98 | 2006-04-13 13:20 | よしなしごと

译解公司法的每天
タイトルは「会社法を解読する日々」をエキサイトが翻訳してくれました。

アメリカにいるんだからアメリカ法などの実務の勉強を優先させようと思いながらずっとさぼってきたんですが、とある事情でこの数日会社法を解読する作業をしております。日本にいる皆さんが仕事をされながらも勉強をされているのに気楽なTraineeができないのもおかしいですし、帰国してから「私は旧商法の専門なので、新会社法専門の弁護士を紹介します。」などというのも嫌なので、苦痛はしょうがないんですが、それにしてもすごい条文の数ですね。

平仮名表記にして頂いたのは嬉しいのですが、それ以外の部分は本当に読み易くなったのだろうかと疑問に思う点が多々あって若干愚痴を言いたくなる面がないではありません。公開会社を原則にして条文を書いていただきたかったとか、定義規定は第2条に全て入れていただきたかったとか、形式的な面でも色々とあるんですが、あらゆることを書いてしまい、書かれていないことはできないと考える思想に違和感がありますね。

株式の消却はすべて自己株式の取得+自己株式の消却と理解するとか、株式分割と株式の無償割当てと制度を区分するとか、必ずしも必要性のない改正までされているので、理論的にはすっきりしたと評価できる反面、一度過去の記憶を破壊する必要があるのがつらいところです。株主総会向けの記事が多く配信される時期にきちんと勉強しておくと理解が定着するので、今が踏ん張りどきかもしれません。

今日も何のひねりもないエントリを書いてしまった・・・・。会社法条文的疲弊毎日。
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by neon98 | 2006-04-12 05:45 | よしなしごと

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